脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う

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命や心や魂という身体に支えられた人間の真実性(リアリティー)を喪失し、文字通りヴァーチャルな脳に振り回される現代社会を本書では“心身症的社会”と見なしている。そうした現代の病から回復するためには、ヴァーチャルな脳から脱して身体の真のリアリティーに目覚めなければならない。本書での柱となる日本人本来のすぐれた身体性を著者は、日本の自然および文化のエートス(土壌)に支えられた〈植物性身体〉と呼ぶ。一章では科学テクノロジー信仰、脳文化崇拝を相対化する。二章では、心、精神、魂と身体の関係を見直し、人間にとって宗教とは何かについても考察する。三章では日本人の歴史的な身体性と現在の身体性の混乱について述べる。四章では様々に誤解されているシャカの呼吸を正し、最後に“行法の呼吸法”の実践も紹介する。